熟スレの小説、小ネタ、妄想の保管庫

フランクフルトの美熟女について語っているスレを中心にまとめました。性的な表現しかないので18歳以下の閲覧は禁止させて頂きます。

短編小説3

 

ロッテン『お呼びでしょうか?旦那様』 
ゼーゼマン『呼び立ててすまないね…ん、人払いを…』 
ロンドン出張から帰って来たゼーゼマン。途中オランダに寄り道しての帰国であったが…ロッテンの知るゼーゼマンはリゾート地で遊ぶような人物ではない。なにか商売がらみの事案だったのだろう。 
ぜ『ロンドンで商売になりそうなモノを見つけてね…』 
ロ『?旦那様?コレは?』 
机の上に置かれた小さな帽子のような形をしたモノを差し示され、ロッテンは怪訝な表情を浮かべた。 
ゼ『避妊具だよ』 
ロ『避妊具?アレは豚や羊の小腸…』 
云いさしてロッテンは赤面した。トウが経っているとは言え、嫁入り前の『娘』が口に出してよい言葉ではない。 
ゼ『フフフ!流石に博識だね!』 
ロ『赤!赤!赤』 
更に赤面するロッテンを前にして、ゼーゼマンは相貌を崩した 
ゼ『知っての通り、避妊具は小腸を延ばして使う~だが、ドイツでは、小腸はソーセージに使用する分で予約済みだ。おかげで貧乏子沢山…まあ、そのおかげの兵力で、カエル喰いのボンクラ皇帝を倒せたんだが…』

 

ゼ『これは最近、イギリスのハンコックとアメリカのグッドイヤーが協力して作った新製品でね…生ゴムで出来ているんだ』 
ロ『ゴム…で御座いますか?』 
ゼ『ん!ゴムならばサイズが自由に作れる!~試しにオランダのスケーベニンゲンで、ロンドンで仕入れた分をドイツ人リゾート客にテスト販売したんだが…大好評だったよ!ダッチはワイフと致すときには魚の浮き袋から作った避妊具でね…僕らのサイズでは破れてしまうんだ』 
ロ『左様でございましょ…赤!赤!赤!』 
ゼ『フフフ!知っての通り、インドネシア産の生ゴムの流通ルートは確保済みだ!あとは量産して売るだけだ!』 
ロ『それは結構なコトで御座いますね!で?何故アタクシにそのようなお話を?』ゼーゼマンの目が妖しく光った。この言葉を待っていたのだろう

 

ゼ『ドイツ人は…避妊具の使い方に馴れていないんだ…ビジュアルに訴えるやり方をしようと思うんだ』 
ロ『はあ…左様で…ん?!まさか…旦那様…(後ずさり)』 
ゼ『君のような美しい人が…僕のようなヤモメの執事に入っているのに…なにも起こらないと思ってるモノはいないんだ!ナノに、子供が出来たという話が聞こえてこない…コレでは、僕は世間から「種無し」と嘲笑されてしまう!そんなのはもう耐えられないんだ!』 
ロ『旦那様…落ち着いて下さ…ンッ!』 
最期まで言い終わる前に、口を塞がれ、ズロースをズリおろされてしまう! 
ゼ『この避妊具を販売したら、世間も納得するだろう!あんな脂の載った女が、妊娠せずにいるのも避妊具のお陰だ!とね…』 
ロ『旦那様!旦那様!ああ~っ!!』 
その日、ひとりの『娘』が喪われ、ひとりの『女』が生まれた…