夏の日差しを浴び、緑為す木々に囲まれたフランクフルト市民公園…ソノ中央西側に位置する芝生の丘。『日光浴』専用スペースである。
一般入場区域とは、濃く茂った木々により隔絶された中央部。東と西に分かれ~クララとロッテンは、午後の時間帯に西側に入場した。入れ替わりに退場した東の午前組の『若い』女性と短い会話をしたが~彼女もまた、『妊娠』していた…
『ロッテンの半分程の年齢』…まだ少女と呼んでよい年頃の幼妻。春に結婚したばかりながら、早々に妊娠した~と…ソバカスの浮いた頬を染め、恥ずかしげに~だが、誇らしげに~ソノ腹は赤子の存在を主張していた…
ロッテン『…(クララ様と、二つ三つしか離れていない娘さんが~「孕まされ」ている…この歳で、既に「男の味」を識っているのだ…)』
別れ際の娘の言葉…
幼妻『実家は弟妹が6人居て~早くに嫁に出されてしまったのですが…あんなに気持ちが好いのなら~子沢山に成るのも当然ですわ私も毎晩~お腹いっぱいに子種を注ぎ込んでもらう度に「幸せ」を実感していますわ!』
清々しい夏の日差しとは裏腹に~濁った光を爛々と瞳に宿した幼妻…
ロ『…(この娘サンの言う「幸せ」とは…やはり…)』
メスの匂いを漂わせ、更衣室を後にした幼妻…今夜も、夫に『愛して貰う』のだろう…